街づくり点検&体験報告集
(2006年11月5日、8名参加)

 田元 美紀
 点検時刻:午前10時15分〜11時15分(上町1丁目バス停南側は3分延長、18分まで)
点検場所:上町1丁目バス停(北側、南側)
点検項目:バスの車外放送・白杖をついた人がいる時のバスの停車について(バス停の点字ブロックの上に立って調査した)
バス会社名:土電・県交通・駅前観光
     
[気付いたこと]
バスの車外放送
  *上町1丁目バス停(北側)
 放送が全く聞き取れないバスが2便あった(県交通の一宮車庫経由はりまや橋行き、蒲原経由はりまや橋行き)。
 放送が途中で止まることがある。(例えば、「一宮車庫行き高知駅」)。乗らないことが分かると、音声を中止することがある。
 行き先を2回繰り返して言うこともある(みづき坂団地経由、高知駅行き)。この時は非常にありがたい(1回だけだと聞き逃すことがある)。
 県交通のバスのマイクは中にあり、聞き取りにくいことがある。土電のマイクは外向きで、聞き取りやすい。
 音声が流れたが、白杖を持った人が後ろへ下がったら音声が止まった。
 音声がこもっているとよく聞き取れない。音質は高音(周波数が高い)がよい(ただし、高音が聞き取りにくく、低音のほうがよい、という人もいる)。
 17便中、「はっきり聞こえた」9便、「普通」2便(内「少し小さい」1便)、「流したが聞こえにくかった」3便、「全く聞き取れなかった」2便、「流さなかった」0便、「バスが停まらなかったので、調査できなかった」1便。
  
*上町1丁目バス停(南側)
 2テープ、2連続で音声を流した(県交通のはりまや橋・5丁目経由、吉野行き)。
 昔よりも放送の音が小さい。
 電車が通ったら聞こえにくい(他の周りの音も)。
 1回だけ音声を流したが、はっきり聞こえた(10:45、県交通の朝倉駅経由、高岡行き)。
車椅子で乗れる低床バス(10:58、県交通のはりまや橋・2丁目経由、鳥越行き)では車外放送を流したが、聞こえにくかった。
 途中までしか聞こえないこともあった(11:00、県交通のはりまや橋・5丁目経由、吉野行き)。
 短い地名(「宇佐」など)は聞き取りにくく、長い地名(「岩目地」など)は聞き取りやすい。
 13便中、「はっきり聞こえた」8便、「普通」0便、「流したが聞こえにくかった」5便、「全く聞こえなかった」0便、「流さなかった」0便。

白杖をついた人がいる時の停車
  *上町1丁目バス停(北側)
 バスが全く停まらなかったことが1回ある(10:40、県交通のはりまや橋経由、一宮車庫前行き)が、大体乗車可能な位置に停まってくれた。
 17便中、「正確に停まった」14便、「停車位置がずれた」2便、「停まらなかった」1便。

  *上町1丁目バス停南側
 2台連続でバス停を通過する時、停車位置がずれることもある。(県交通の横内経由、鳥越行きの後に、すぐ朝倉経由宇佐行きが続いた)
 「停車位置がずれる」というのは、バスが行き過ぎるほうが比較的多い。
 視覚障害者が乗りやすい場所に停まってくれた。
 停まらなかったバスは1便もなかった。
 13便中、「正確に停まった」6便、「停車位置がずれた」7便、「停まらなかった」0便。



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