みちしるべ
第249号

目次(文書内リンク)
§ 「こんな交差点ができたら視覚障害者は渡れない」  井上 芳史
§ 新図書館の説明会に参加して(要望、意見)  正岡 光雄
§ 使おう!差別解消法  藤原 義朗
§ 光道園視察の報告  井上 一美
§ 楽しかった演奏会  親の会(北村みずほ、吉岡由加里)
§「ごめん・なはり線」を旅すれば…  上光(うえみつ) 陽子
§ 避難所運営ゲームに参加して  島村 佳之
§ 一人暮しをしています  中平 晃
§ちょっと一言 まさかこの私までが高齢者の自動車事故に出くわそうとは!  有光 勲
§ 編集後記

§ 「こんな交差点ができたら視覚障害者は渡れない」


            井上 芳史
 2月17日〜18日と全視協全国委員会があり、藤原・井上が参加しました。欠席社員
は沖縄・山梨で20社員の参加で会は成立しました。沖縄の欠席のために繰上り、高知
も議長になってしまいました。
 17日の18時からは学習、18日は全視協の取り組みについて討議しました。
1 ラウンドアバウト(環状交差点)
 これは円形の平面交差部のうち、主に、環道・中央島・分離島・流出入部などを有
し、環道において車両が時計回りに通行し、かつ、進入する車両によりその通行を妨
げられない交通が確保できる公道であるものをいう。簡単にイメージすると交差部に
最も内側の円・次の円・もっとも外側の円があり、最も内側の円の中は中央島、内側
の円と真ん中の円の間に環道(行公道)、外側の円に歩道や横断歩道があります。車
は横断歩道を通過すると時計回りに回りながら次の道に出て、横断歩道を通過してい
きます。横断歩道には信号はなく、歩行者優先とはいえど円滑に車は流れていかなく
てはなりません。私たちは車が来ないのを感じとりながら渡らなくてはなりません。
この交差点が2017年12月31日時点で全国に69カ所あります。四国にはありませんが岡
山の寄島町にあります。1日に通行量1万台以下の中小規模の交差点を中心に増えてい
ます。高知に作らせないよう運動を強めていかなければなりません。
2 全国委員会での討議
 全視協福岡大会:2019年5月31日(金)〜6月2日(日)に北九州で行われます。み
なさんで美味しい博多ラーメンを食べに行きましょう。
 19条裁判:沖縄統合医療学院があん摩師課程を取り下げました。高知の19条裁判署
名数は仙台313筆・東京369筆・大阪308筆(2月17日時点)です。視覚障害者の職域を
守り、あん摩マッサージ指圧師の過当競争を防止するために署名の取り組みにご協力
をお願いします。
 視覚障害者婚活:奈良の守る会は6回の婚活パーティーを行い、さらに全国的な規
模にするために全視協の協力・共催を求め提案され、協力して実施することになりま
した。
 憲法9条改悪阻止:衆参選挙で点字投票は約9千票、その3分の1である3千筆の点字
署名を集める決意が代表理事からありました。高知守る会でも取り組みますのでご協
力をよろしくお願いします。
 社員について:広島の組織が退社しました。中国地区5県の中、岡山だけになって
しまいました。残念です。
 原水禁世界大会(広島):全視協代表として出席者を募集しています。希望者は4
月中に連絡をお願いします。
 次回全国委員会と社員総会は6月23日(土)〜24日(日)に決まりました。また、
福祉テーマ別学習会は埼玉で9月29日(土)〜30日(日)に実施されることになりました。

§ 新図書館の説明会に参加して(要望、意見)


正岡 光雄
 昨年暮12月26日13時30分より15時30分まで新図書館の説明会が行われました。その
模様を簡単に報告します。  
 当日は工事のため正面玄関は利用ができませんでした。駐車場を通っての入り口か
ら入場しました。エレベータ、エスカレータは動いておりました。説明会への参加は
7名でした。
 まず、「喫茶、飲食店は要望がありましたが、近くに沢山のお店がありますので、
設置せず、持ち込み用及び自動販売機利用による、飲食できる部屋及び飲み物用自動
販売機は設置します。」との説明がありました。
 図書館には閲覧室や集会室等があります。点字図書館では対面音訳室3室(室内に
は電話、時計、コンセントなどがある)、相談室2室、録音室4ブース、閲覧室等が
ありました。
 みらい科学館ではプラネタリウム、展示会場等がありましたが、そのプラネタリウ
ムの全体への説明解説は、月〜金までは夕方、土・日には1日中行われます。
以下参加の皆様より寄せられた意見(要望)です。
○点字図書館の看板ぎりぎりに点字誘導ブロックが敷設してある。改善して下さい。
(門脇)
○閲覧室では弱視者のために次のようにして下さい。(藤原)
 ・拡大読書使用の際にはパソコンに表示された文章が他人から見られるので仕切り
を設けて下さい。
 ・書見台は斜めの傾斜を付けたものを準備して下さい。
○盲導犬用トイレは犬が回転できるようもっと広いスペースが必要である。(吉岡)
○男女のトイレは全体として和式、洋式があるがその区別を外から触覚で解るように
して下さい。(生田理香)
○各トイレのブースには多機能式だけでなく全てのトイレに非常呼び出しボタンを付
けて下さい。(正岡)
○全てのトイレに対して、障害者用のトイレのサインを国際基準である女性:○、男
性:△、車いす:□の表示としてほしい。(正岡)
○エスカレータまでの点字誘導ブロックの完全敷設及び点字表示で上り、下りの区別
ができるようにして下さい。(松田)
○階段の降り口の点字、音声表示を付けて下さい。(北村)
○手すりの曲がり角の手前に次の場所への点字表示をして下さい。またトイレへの曲
がり角の手前にもパネルの展示表示を追加して下さい。(正岡)
○みらい科学館の展示案内は点字表示のみではなく音声解説も付けて下さい。(正岡
) 
○プラネタリウムはパソコンで弱視者にも理解できるよう整備して下さい。(藤原)
以上です。
 これらの要望、ご意見を1月6、13日に図書館等に提出し、後日改めて守る会独自
での意見交換会を行うよう要望しました。     
※新たな意見交換会の報告
 1月23日13時30分より本会との意見交換会が持たれました。参加者は8名でした。
○盲導犬用トイレは洗い場の段差を解消して床をフラット化し扉を外に少し移動して
広くした(1.8mX1.8m)。シャワーで流すようにし、汚物入れも用意する。
○点字ブロックが書架ぎりぎりに通っている点字ブロックについてはブロックを2枚
分削除して解消を図る。
○トイレの和式と様式の区別については、1階及び2階にあるトイレが和、洋混在に
なっているので、そこは手で触って分かるように表示したい。
○エスカレータへの点字、誘導ブロック設置については、エレベータへ誘導するブロ
ックとの区別ができにくい事と、それゆえ誤って進入した場合の危険も考えられるの
で設置しないことにするとの合意が出来ました。エスカレータ手前及び階段降り口、
登り口手前の注意喚起装置は付ける。
○トイレへのサインの設置について
回答→男性は△青、女性は○赤、多機能式は□グリーンとする。全体のトイレに設置
する。設置場所はトイレ側に曲がる手前の正面。
○トイレの音声案内について
回答→近くに来たらまずせせらぎ音、次いで男女、多機能の別、ボタンを押すと中の
詳細案内が流れるようにする。
○すべてのトイレブースへの非常呼び出しボタン設置については、全ての多機能式及
び1階部分には設置するが、それ以外は予算面の件があり検討事項となっていた。今
回の回答で2階、3階部分については図書館内部のトイレには男女とも設置すること
になった(共用部分には多機能以には設置しない)。
○拡大読書器使用の際、後ろや横からのぞかれないようにカーテン或いは衝立の設置
について
回答→拡大読書器は2階及び3階に各々1台設置する。カウンターから見える位置に
設置するがそれ以上のことはまだ検討中である。
○書見台は斜めになったものを採用してほしい
回答→備品購入はもっと後になるがスタンドはクリップ式を購入する予定である。
○プラネタリウムではパソコンで見られるようにしてほしい。
回答→光学式の物にする。ガラスの板の下から光を当てて見るようになっておりパソ
コンへの取り込みはできない。大きなオペラグラスを使って見てほしい。
○段鼻が解りにくいという意見があり弱視の方に見てもらった結果、色のコントラス
トの点で見づらいことが解った。
○みらい科学館について
展示案内は点字表示のほか音声案内を設置してほしいという要望については、今のと
ころ検討段階でまだ結論の段階には至っていない。端末を使う方法、展示物の間近で
音声が流れる方式等が考えられる。
 参加者からの意見→展示物のところでその該当の音声が流れるようにセットしてほ
しい。
日本点字図書館や盛岡にある「触る博物館」あるいは江戸東京博物館等を調査して検
討してほしい。 
 以上です。まだ図書館には未解決の問題があります。たとえば図書の検索システム
についてなどです。後日皆様からのご意見によっては意見交換会の機会を持ちたいと
思っております。図書館への改善要望は今がもっとも好機です。皆様の活発な意見の
やり取りをこの場で行いたいと思います。
※図書館への点字ブロック設置状況
○帯屋町から
 金高堂西から北向きの点字ブロック、チャイム誘導ブロック→図書館正面玄関
 現仮図書館より東(追手筋)〜南への誘歩道、点字ブロック
 ひろめ市場〜東への点字ブロック
○中の橋通り交差点より北→西図書館南玄関(点字図書館)

§ 使おう!差別解消法


藤原 義朗
私は、今夏、バスとタクシーを乗り継いで行った松山権現温泉で、「目の見えない人
はダメです」と、入浴拒否されました。この一件を受けて愛媛民視協の仲間で今、交
渉や理解を求めるための団体での入浴行動を行なっているところです。
さて、皆さんはこの「差別解消法」を使っておられますか? 12月の役員会前にミニ
学習しましたので、簡単にご報告します。
12月7日 参加者12名。講師として高知県障害保健福祉課から担当の尾立さんと吉岡
邦弘さんに来ていただきました。
「障害者差別解消法」では、障害のある人に「合理的配慮」を行うことなどを通じて
、「共生社会」を実現することを目指しています。
国・都道府県・市町村などの役所、会社やお店などの事業者が、障害のある人に対し
て、正当な理由なく差別することを禁止しています。負担が重すぎない範囲で対応す
ることを求めています。これが合理的配慮の提供です。
対象になるのは手帳を持っておられる方だけでなく、生活に制限を受けている人すべ
てが対象です。(障害児も含まれます。)
なお、この法律の問題は罰則規定のないことです。四国では高知県以外の3県で差別
解消法条例を策定しており、また市町村で策定している所もあり、相談体制も充実し
ています。高知県内で差別事例が起きた時の相談窓口は、市町村の障害福祉課が担っ
ています。そこから助言、勧告、指導できるしくみです。
また、高知県や県内のいくつかの市では、差別解消法支援地域協議会が設置されてお
り、高知県では藤原が委員を務めています。
この法律を使ってそれこそバリアーのない社会を創っていきたいです。

§ 光道園視察の報告


井上 一美     
 昨年の10月24日、25日の二日間、福井県鯖江市にある福祉施設光道園の視察に行か
せていただきました。
光道園は、養護学校が義務教育化される前の時代から、盲重複障害者を教育や自立訓
練の場として、受け入れてきた歴史ある福祉施設事業所です。
創立者の故中道益平氏自身も26歳で両眼失明され、マッサージ業を営む傍ら交流を通
じて盲重複障害者の事を知り、光道園を立ち上げました。その後50年以上を経て現在
の規模になったようです。
光道園が発足した当初、日本にはこういった施設が皆無でしたので、全国から視覚障
害者が集まったそうです。入所者さんの6、7割が県外からの入所だそうです。現在、
利用者さんは、障害、高齢者をあわせると600人規模になります

光道園の事業所は、大規模なものが鯖江事業所、朝日事業所の二箇所あり、各事業所
には大規模な建物が数棟あり、なかには職員さん用の小規模保育園もありました。従
事する職員の数は400名近くにもなります。
この二箇所は、車で10分程度の範囲に有ります。業務内容を簡単に説明しますと下記
のようです。
[鯖江事業所]
法人本部、指定障害者支援施設2箇所、障害者支援センター
[朝日事業所]
事務局、指定障害者支援施設2箇所、共同生活援助事業所―共同生活援助施設、就労
支援事業所―就労継続B就労移行施設、養護老人ホーム、養護盲老人ホーム、特別養
護老人ホーム、障害者支援センター、通所介護事業所、訪問介護事業所、居宅介護事
業所、在宅介護支援センター

施設があまりにも、広く多く全部は回れませんでしたが、主に障害者支援の施設を見
学できました。福井県鯖江市和田町の鯖江事業所、ライトワークセンターで簡単な説
明を受けた後に、すぐに作業所の見学に行きました。
作業が終了する時間が近かったのですが、見学させていただいた作業所はそれぞれの
特性や障害に応じて部署が分かれており、様々な作業を行っていました。
覚えている内容だけを書きつらねますと、糊の容器の組立てや、福井の名産品の羽二
重餅の箱の組立て、企業の製品の取り扱い説明書のビニール袋入れ、または、ネジな
どのパーツのビニール袋入れ、農業用製品の組立、はたきの製作、ヨシケイの保冷用
銀マットの汚れ拭き取りなどです。特に目立っていたのは、大きなテーブルの中央に
低速のベルトコンベヤーが設置されたものがあり、作業で作った物を乗せると向こう
側で受け取れる事ができるようになっていました。
とても様々な作業があるので、作業の受注はどのようにされているのか、質問したと
ころ、特に受注専門の職員さんはおらず、そういった仕事のほとんどが地元の企業か
ら依頼で、地元との密接な関係が築かれていることが分かりました。他に、焼き物工
房もありここで作成される製品のレベルは驚くほど高く、皿や壺、干支の飾り物など
様々な物が販売コーナーで販売されていました。
 また、別所にグループホームが併設された洋菓子工房があり、洋菓子は地域や店舗
、学校などで販売されているそうです。
 作業は、一人一人ができることをされますが、絶妙なバランスで共同作業をこなし
ている方々もおいでました、年数を経るとこのような事もできるようになるのかと驚
嘆しました。また、障害を補い作業ができやすいようにと、職員の方が多くの補助具
を自作されています。広い作業室内で利用者さん達がもくもくと作業をされている姿
が印象的でした。

 次に居室施設も見学させてもらいました。
入所者さんは障害の程度や種類に応じて居住するエリアが分かれています。
廊下には小さなリビングのような部屋が各フロアに設けられていてその中で、テレビ
を楽しんだり、ねそべったりして自由にゆったり過ごされていました。私達の見学に
、最初から最後まで、ずっとついてきた利用者さんもおいでました。なかなか、ユニ
ークなおじさんでした。
ここでは、視力に障害がある方々が、それぞれ自由に動き回っているので、時には入
居者同士がぶつかったりするそうですが、そんな事はそこでは当たり前のようで、互
いに「あっ、ごめんね」で済ませるそうです。
また、グループホームの利用者さん達が自治会を運営されているというお話も聞けま
した、季節ごとのイベントや旅行の行先などを入居者たちが話し合いで決めるそうで
す。食堂の昼食メニューなどはメインが何種類かあり、その中から自分が食べたいも
のをその日の朝に、自分で決めれるなど、利用者の自主性が重視されています。
そういった方達のために各地の郷土料理の日などももうけられていて、食生活にもと
ても配慮がなされていることを感じました。(個人での里帰りの時などは職員さんが
同行して下さるそうです。)
また、遠方から訪ねてこられる家族や研修者のための宿泊用の部屋や設備が有り、今
回はそこを利用させていただきました。食事なども用意していただいて格安で寝泊ま
りができ助かりました。別室には一ヶ月ほど研修予定の方も、宿泊されてました。
さて、翌朝、鯖江事業所で朝早く、テラスから周りを眺めますと、周辺はほぼ農地と
いった様子で平野がひろがり高い建物はいっさいありませんでした。高知とはまた違
った自然環境です。高知からは、遠いですが、私の息子もこのような所に入所できた
らいいなと思いました。以上、つたない内容でしたが光道園の紹介を終わります。

§ 楽しかった演奏会


親の会(北村みずほ、吉岡由加里)
親の会では、昨年11月25日(土)13時半〜15時半迄、小高坂更生センターで井上直樹く
んのピアノ演奏会(キーボード)とバンド・カプリースの演奏会を行いました。
 その後、井上一美さんが福井県の光道園(主に盲重複障害者の為の就労支援福祉施
設)へ見学に行かれた様子をDVDを見ながら話してくれました。17名の方が参加して下
さり、盲学校の藤木先生(翔くんの担任)、事務長さんも来て下さいました。
 カプリースは、今回が初演奏会でした。チヨッピリ緊張感が漂う中、演奏がはじま
りました。みんな各々に、色違いのベレー帽をかぶり、とってもおしゃれないい雰囲
気で「みんながみんな英雄」「ハピネス」などの曲を演奏してくれました。途中、思
い通りに出来なかったのか(子どもさん達が完璧を目指している為)、中断する場面も

りましたが、そこはお母さん方の気転で、乗り切ってくれました。
 メンバーは、今津良江さん、井上直樹君(キーボード)、井上翔君(ドラム)、高橋星
凪(せな)君(ボーカル)、矢野想周(そうしゅう)君(ウインドチャイム)です。
 一生君も詩吟のテープを聴かせてくれ、藤木先生も歌と踊りを披露してくれました

 楽しい時間は、あっという間に過ぎました。
子どもさんの楽しそうに頑張っている姿、それを支えているお母さんの愛情いっぱい
の笑顔に、心が温かくなった演奏会でした。
 お母さん方から「発表の場をいただけて、とっても嬉しかった。」と言っていただ
きました。
これから色々な所で、演奏する機会が増えることを願っています。親の会でもまた演
奏してくださいね。その時は、たくさんの方に参加していただけます様に…どうぞよ
ろしくお願いします。 

§「ごめん・なはり線」を旅すれば…


上光(うえみつ) 陽子                           
もうすぐ桜の便りも聞かれる頃ですが、皆様お元気でお過ごしのことと思います。
 盲学校の上光(うえみつ)です。賛助会員ではありますが、まさかの原稿依頼に「
何を書いていいのやら…?」⇒「何でもいいです」⇒「???」ということで、いろ
いろ考えてみました。故片岡慈仲(かたおかじちゅう)さんとお話したことのあったバ
リ島の音楽の話とか、東洋医学ともかかわる日本の年中行事のことであるとか…。しか
し、どれもマニアックになりそうなので、とりあえず3日考えて、みなさんの少しは
お役にたつのでは?と思い、高知県東部「ごめん・なはり線のおすすめランチ」をテ
ーマにしました。前文が長くなりました。(汗)

みなさんもご存じのとおり、ごめん・なはり線は高知市の東、南国市後免(ごめん)
駅から奈半利(なはり)町奈半利駅までの全20駅、総延長42.7キロメートルの路線です
。そのほとんどが山沿いか太平洋沿岸を走るということで、県外からの観光客も多く
、また路線の駅すべてに「ゆるキャラ」付きの愛称がついています。(注) 私は「て
つ」ではありません(笑)
さて、私は出張などで県のさまざまな地域に行く機会があります。その時に困るのが
、昼食(ランチ)です。特に出張は、ゆっくり食べている暇はありませんが、県内の「
おいしいもの」を食べたい!!!というのは人の常。その点で「ごめん・なはり線」沿
線は、「道の駅」や「地場産スーパー」が駅に直結しているところが3ケ所あり、
扱っている商品も食事もおいしいということで、5か所ほど紹介したいと思います。
1.夜須(やす)駅 
「マサラ」インド・カレー料理
 西側の階段もしくは東のエレベーターを下り、海岸に向かって(南方面に)進んでい
くと、道の駅の店や露店がありますので、その外側を抜け、トイレを通り越したとこ
ろ、海岸に面してあります。(道の駅までが車の通路や駐車場になっていますので注
意してください)
 店員さんはカレーを常食としている国の方が多く、盲導犬にもフレンドリーです。
ただ、私たちは3頭ほど連れて行くので、これに人間をあわせたらすごい集団になり
、特にお昼時は混むので、トイレ等の移動も考え、これからの季節はテラス席をセレ
クトしています。
2.安芸(あき)駅 
「リスボン」お好み焼き・しらす丼など
 階段もしくはエレベーターを下りて改札を過ぎると、地場産スーパー入口が右手
にあります。そこを通り過ぎて直進し(南方向)駅舎を出ると、道は段差なく歩道につ
ながり、ゆるやかに左方向にカーブしています。そのすぐ右手(南側)にあるのが「
リスボン」です。
 ここは、お好み焼きが有名でいつも地元の人でにぎわっており、宴会もできる店
です。
 駅舎併設の「地場産スーパー」も規模が大きく、お弁当なども豊富で、構内でパン
も焼いています。
3.田野(たの)駅(2か所)
○「道の駅内」ラーメン・定食など
 階段・エレベーターを降りると、高架下に出ます(ちょっと暗いです)。そこを高知
方面(西方向)に行くとトイレを通過し、国道に面した側に「道の駅」の入り口があり
ます。(今の時期はポンカンなどを外で販売しています) そこを入ると、正面から右
手に野菜や魚、お菓子など地元の物を販売するエリアがあり、左側が食堂のエリアに
なっています。そこではうどんやお昼のお寿司など、地元の方の手作りのものも食べ
られます。
 おすすめはラーメンだそうで、あっさりスープで朝から食べれました。
 また、地場産品のおすすめは鮮魚。地元の皆さんも朝予約をして、横の冷蔵庫に保
管してもらっていました。盲学校にお勤めの皆さんには有名ですが、公文(くもん)鮮
魚店の「すりみ(生)」は大人気で、すぐに売り切れてしまいます。
○「さくら」お寿司や定食など
 道の駅の正面、国道を南に渡ったところにあります。(国道に出るまでが車の通路
や駐車場なので注意を)
 お寿司が人気のようで、お持ち帰りもあります。地元の方もよく使われるようで、
店内もきれいで広いです。いろいろなメニューがあり、ちょっと贅沢感があります。
4.奈半利(なはり)駅 
「トンノ」イタリア料理
 奈半利駅は改札がホームのレベルにあります。改札口を出てすぐ左に曲がると、左
手にトイレがあり、通路なりに進んでいくと「トンノ」の入り口に突き当たります。
(外に出るには改札口出て、右手奥にエレベーターで下りることができます)
 少しまぶしい人もいるかもしれませんが、奈半利港が少し見えます。イタリアっぽ
い色、白と水色を基調とした店内がおしゃれです。スパゲッティなどはもちろん、ワ
インやデザートもおすすめです。
以上、お店の紹介でしたが、施設の説明を補足します。
○ここで紹介したお店はすべて盲導犬OKです。
○トイレは奈半利駅以外、外にあります。安芸駅のトイレは、改札口を直進して何歩
か行くと、左側に外に出る自動ドアがあります。(地場産スーパー入口反対側) 外に
出たら歩道上に「あきうたこちゃん(ユルキャラ)」の像があり、それを右側にみて東
に進むと、左側にトイレがあります。ちなみに、そのまま直進するとバス乗り場です

○「道の駅の地場産スーパー」は、地元のフレッシュな商品が多いので、朝早くいか
ないとお目当ての品物が売り切れ…ということが多いです。インターネットなどで、
開店時間やおススメをチェックして行くとより楽しめると思います。今回は、駅に直
結した売り場を紹介しましたが、ごめん・なはり線沿線には人気の地場産品のお店が
多いので、少し遠いですが、早起きして行くのも良いかもしれませんね。
 ごめん・なはり線沿線は温泉あり、地酒あり、歴史的施設あり、かつ自然がいっぱ
いです。これから日に日に暖かくなっていきます。外出には良い季節ですね。休日と
は限らず、少し余裕を作って平日ランチも良いかもしれません。(平日は店が空いて
いますしね…) また、ごめん・なはり線には1日フリーパス券もあります。何回か
乗り降りする場合はお得ですのでご検討を。 
以上、私設「勝手に観光協会」からのご案内でした。

§ 避難所運営ゲームに参加して


            島村 佳之                  
高知県は東西に長い県であり、日本一の災害県といってもいいかもしれない。 
 避難所運営ゲームとは、地震や台風で避難してきた人たち(避難場所は小学校)を
地域別・男女別に分けるのかなどを参加者がそれぞれの意見を出し会いながら進めて
いくゲームである。 
 朝倉にある福祉交流プラザで行われたゲームでは、高知県内各地の防災担当(支援
員をふくむ)が集まり、おこなわれた。自分でももっと地域に関心を持たなければと
感じた。      

§ 一人暮しをしています


中平 晃
 皆さん、こんにちは。中平です。
2016年秋から高知市桟橋通りの近くで一人暮しをしています。今回は一人暮しをして
のあれこれを書いてみました。
 ホームヘルパーさんに月曜の朝夕と木曜の夕方に来てもらっています。月曜の朝に
トイレとお風呂の掃除、買い物の依頼、ごみ出しを頼み、夕方に買い物を持って来て
くれます。そして、週によって異なりますが、月曜と木曜の夕方に、ギョーザを焼い
てもらったり、チキンライスを作ってもらったりなどしています。あと、自分でも掃
除機をかけていますが、不十分なときは掃除をしてもらっています。
 基本的に洗濯や炊事は自分でやっています。
洗濯機と炊飯器には分かりやすいように、オン/オフ、開始の箇所に大きめのシール
を貼り付けてもらっています。IH調理器もありますが、自分での調理には電子レン
ジを使用しています。レンジは回すだけですぐに加熱が始まるシンプルなものを使っ
ています。1、2、3回まわすと20秒、40秒、60秒、その後は30秒ずつ時間が伸びます

冬の時期は鍋物っぽいものをよく作っています。豆腐と白菜、他の具、水を耐熱どん
ぶりに入れ、レンジ強で4、5分程度かけると煮えます。ポン酢かキムチ鍋のもとなど
で味付けをしたら完成です。
ご飯は無洗米を5合炊いてレンジ対応の入れ物に小分けして冷凍しています。レンジ
強で2分半程度かけると、ほかほかご飯になります。
ラーメン、ヤキソバ、うどんなどもレンジで作れる容器に入れ、レンジ強で4、5分程
度かけると茹でれます。もやしなどの野菜を入れておけば、野菜入りラーメンにもな
ります。他にもいろいろ作れますが、きりがないのでこのへんでやめます。
 日中は高知市朝倉の就労継続支援A型のびーねっとに行っています。就労継続支援
事業とは、通常の事業所に雇用されることが困難な障害者につき,就労の機会を提供
するとともに,生産活動その他の活動の機会の提供を通じて,その知識及び能力の向
上のために必要な訓練を行う事業です。
びーねっとは貝や珊瑚、シルバー、黒檀などのアクセサリー製造と販売をしています
。自分は音声パソコンを用いて主に通販の商品ページ作成や管理をしています。少し
でも効率があがるように、専用ソフトも自作しました。
 最後にびーねっとの通販サイト「びーねっと・ピュアシルバー工房」を紹介します

気に入ったものがあればぜひ買ってくださいね。
アマゾン
https://www.amazon.co.jp/shops/A3RLVERKMOSBX0
ヤフー
https://store.shopping.yahoo.co.jp/bps/ 

§ちょっと一言


  まさかこの私までが高齢者の
   自動車事故に出くわそうとは!
有光 勲
 高齢者の自動車事故はほんとに多いですね。つい先日も、女子高校生が85才の男
の車にはねられて亡くなりました。余命いくばくもないこんな人間に、事故とはいえ
、人生これからという若者が殺されるなんて、遺族ではない私にしてもどうしようも
ない怒りを禁じ得ません。
 しかし、こうした事故も所詮は人ごと、私には関係ないものと思っておりました。
ところが、さにあらず、私もその例外ではありませんでした。
 あれは、昨年12月3日(日曜)のことです。13時ごろ、「みちしるべ」の点字
印刷をするために、編集部の門脇さんといっしょに息子の車で出かけました。途中同
じく編集部の片岡義雄さん宅により、彼を乗せて少し走った時です。我々の乗ってい
る車の後ろにドスンという大きな衝撃がありました。私は車の後ろが道路上の何かに
ぶつかったのではないかと思いました。「おい、止まれ。降りて後ろを確認してこい
」、「いかん、車にぶつけられた。後ろのバンパーが壊れている。しかし、その車
はもういない.」といいます。息子が辺りを見回していると、それとおぼしき車が赤
信号にひっかかって止まっていました。息子がそこに駆け寄って、「あなた私の車に
ぶつかりましたね」、「いや、私は知らない。気がつかなかった.」、「そんなこと
ないでしょう。あなたの車の前のバンパーにこんな傷がついているじゃありませんか
。とにかくこちらに来てください.」仕方なさそうにその男は車を引き返してきまし
た。「ここには一時停止のラインがある。そこで止まらなかったそっちが悪いではな
いか.」と言います。私は、かちんときました。「なにを言うか、おまえが人の車に
ぶつかってきておいて、先に謝れ.」と言いかけたときです。息子が私の耳元に口を
寄せて、「こりゃいかん、とっとの年寄りじゃ。そんなことゆうてもいかんぞ.」と
ささやくようにいいました。歯も抜けてみすぼらしい服装だったそうです。
 「とにかくここで言い争っていても仕方ないので、警察に来てもらいましょう」と
私がいうと、その男はかなり不服そうでしたが、しぶしぶ承諾しました。
 こんな時も携帯電話は便利ですね。やがて警察がやってきました。その警察官は、
車の破損状態や衝突した場所をチェックし、記録していました。我々の話を聴いても
、どちらがいいとか悪いとかについては何も言いません。運転していた双方に話を聞
くのはわかるのですが、私や門脇さん、片岡さんについても、住所、氏名、生年月日
、電話番号などを聞かれました。これには驚きましたが、事故証明などの際に必要だ
ということでしょうか。やがて、警察官は帰っていきました。我々も予定より1時間
ほども遅れて、点字印刷所に向かいました。
 その後、保険会社に連絡し経過報告しました。「それでは、先方の加入している保
険会社と相談の上、事後処理をするようにします。」とのことでした。
明くる日保険会社から電話がかかってきて、「先方は、なんと保険に入っていません
でしたよ。俺は悪くない。一切保証しない、と息巻いていましたよ。じつはこのケー
スだけでなく、年寄りの加害者にはこういう人間が多いので困りますよ。」とこぼし
ていました。
 息子は事故を起こしたことがありませんので、毎年減額されて、今では、掛け金が
当初の半額以下になっています。バンパーの修理代はたいした額ではありませんでし
たので、自費で修理しました。保険の世話になるかどうかは保険料のことも計算した
上で判断する必要があります。
 人間誰しも過ちは犯します。そんなとき、対処の仕方でその人物の人間性が表れる
というものです。この車をぶつけた老人、決して褒められた人格ではなさそうですね

 車をぶつけた相手が我々だからよかった。もしやっかいな、むずかしい人間だった
としたらどうするのか。「新車にしてくれ、当て逃げしようとしたそんな卑怯なおま
えは絶対にゆるさん、このままですむとは思うなよ。」などと脅迫されていたかもし
れませんね。これを教訓に、この老人には免許を返上してもらいたいものです。  

編集後記


 次号は、守る回総会の終了後7月に発行します。それは、ちょうど250号になり
ます。守る会結成50周年記念誌や、片岡忠さんの追悼文集も発行しましたので、特
に250号記念誌につきましては計画しておりません。ただ「みちしるべ250号記
念に寄せて」ということで、何人かの方にご投稿いただきたいと考えております。ど
うかふるって原稿をお寄せください。また、お願いの際には、お引き受けくださるよ
うお願いいたします。



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